NHK連続テレビ小説「虎に翼」(月〜金曜午前8時)の第15話が19日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、実際の事件を調べるため、まんじゅうを作ってみることにした寅子(伊藤沙莉)たち。すると涼子(桜井ユキ)が急に謝罪したいと言い出す。涼子が調べたところ、学長(久保酎吉)が元の事件を脚色し、かわいそうな女性を女性たちが弁護しているように見えるよう改変していたらしい。事実を知り、憤慨する寅子やよね(土居志央梨)たち。一方、花江(森田望智)も抱えていた思いを吐き出す。それをきっかけに、それぞれが弱音をさらけ出し、絆が生まれる。

そして寅子ら仲間がそろって女子部を卒業し、明律大の本科に進む。

あさイチのプレミアムトークにはデビュー35周年の東京スカパラダイスオーケストラの9人全員が登場。生出演&生演奏を展開した。鈴木奈穂子アナウンサーはオープニングで「この感じで朝ドラを見ていて、朝ドラすごくご覧になっていて」とトランペットのNARGOを紹介。NARGOは「すごくいま、見ていたんですけど、また来週がどうなるのか、めちゃめちゃハマってます。最高に楽しんでます」と“朝ドラ受け”していた。

同ドラマは日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。

朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。

石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。