山下智久(39)が主演するフジテレビ系「ブルーモーメント」(水曜午後10時)の第2話が1日、放送され、平均世帯視聴率が8・4%(関東地区)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・8%。第1話は平均世帯8・6%、4・8%。

本作は気象災害によって脅かされる人命の救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)を舞台に、メンバーの奮闘を描く。山下が同局連ドラに出演するのは、主演を務めた17年「コード・ブルー −ドクターヘリ緊急救命−3rdSeason」以来7年ぶり。民放ドラマの主演は、19年のTBS系「インハンド」以来5年ぶり。

▼第2話あらすじ

SDM気象班統括責任者・晴原柑九朗(山下)は、救助の際に吹雪に巻き込まれ崖から落ち、二重遭難してしまった消防班責任者・佐竹尚人(音尾琢真)と要救助者・前田琢巳(久田悠貴)を救うため、気象の解析を続けていた。そんな中、前田の妻・明日香(山口まゆ)が佐竹の娘であることが判明する。

消防班班員の園部優吾(水上恒司)は、上司の佐竹たちを真っ先に救出したいが地上からアプローチする方法がなく、断腸の思いで一時撤退する。そんな中、さらなる要救助者の親子が出たと連絡が入る。後ろ髪を引かれつつも「救えない命より救える命に向き合う。佐竹隊長ならそうする。」という思いを胸に、新たな要救助者のもとへ。

吹雪で視界が遮られるが、晴原が気象条件から要救助者の行動を推理し、優吾を遭難した親子のもとに導く。奮闘するSDMメンバーの姿を見て、役に立ちたいのに無力でなすすべがない雲田彩(出口夏希)は悔しさを感じていた。

親子救出の喜びもつかの間、別の救助要請が入り、消防班が出動。しかし、晴原は、優吾だけを指揮車両に呼び戻し「一時的に佐竹の滑落ポイントで吹雪が弱まる予想時間を見極めるのでヘリで救助できる」と告げる。だが優吾は、5年前に園部灯(本田翼)を亡くした晴原が、そのトラウマにとらわれ無謀な提案をしていると思い、危険すぎると反対する。そんな優吾に対して晴原が出した驚くべき提案とは…!?