エジプト出身のタレント、フィフィ(48)が6日、X(旧ツイッター)を更新。山梨・富士河口湖町にあるコンビニエンスストア「ローソン河口湖駅前店」の人気撮影スポットをめぐる問題について言及した。

フィフィは「外国人に人気のコンビニ越しに富士山が見える場所」と書き出し「看板を設置して風景を隠したりして外国人を排除するのではなく、自治体と一緒にその一帯を名所にして、地域にジャンジャンお金を落としてもらうようなビジネスにするのは難しいのかな?」とつづった。

この投稿にユーザーからは「スラムダンクの踏切とかも同じ方向に打開策あるかもですね」「そう思うてたんやが、行ってみたらマナーの悪さが尋常やないレベルなんで、ホンマに驚いたんやわ」「同意です。なぜその可否の議論にならないかが不思議です」などなどさまざまな声が上がった。

この問題を巡っては「ローソン河口湖駅前店」の屋根越しに見える富士山の撮影などのため外国人観光客らが殺到し、同町が撮影できないよう黒幕を張る作業を開始したことに関連して、ローソンが5日に公式サイトで対応策を発表。発表では、同店に加え別店舗の「ローソン富士河口湖町役場前店」でも同様の状況が発生していると説明。これまで本部社員を派遣していたことに加え、4日「多言語表記による道路の横断禁止の簡易看板」を設置したことを明らかにした。

この件では、富士山がローソンの屋根に乗ったように見えることで、撮影スポットとしての口コミが、外国人観光客やタイの俳優らによって拡散。観光客が殺到した結果、ローソンや車道をはさんだ歯科医院の近隣で、交通の危険やごみの問題などが発生し、店舗営業や住民生活に悪影響が出ていた。歯科医院が公式サイトで声明を発表するなどの事態に発展していた。