楽天ドラフト1位の古謝樹投手(22)が、今月中にプロ初登板する可能性が浮上した。

楽天モバイルパークで行われた7日の投手練習後、2軍で状態のいい先発投手を問われた青山浩二コーチ(40)は「一応、古謝の話も挙がってますし、古謝、辛島、松井友あたりは名前挙がってますんで」と説明。ドラ1左腕の今月中の1軍デビューについては「チャンスはあるんじゃないですかね。そこは監督との相談もあるし、ローテーションのあれもあるんで」と話した。

古謝は開幕から2軍の先発ローテに入り、イースタン・リーグ7試合で3勝1敗、防御率1・74。奪三振数はリーグトップの42をマークしている。5月5日の日本ハム戦(鎌ケ谷)では4回2/3を5失点と乱調も、中6日で安定した成績を残してきた。青山コーチは「1回、1週、ちょっとリフレッシュで休ませるんで。結構投げてるので、1回、体のメンテナンスを入れながらってところもある」と登板を1週飛ばす方針だという。

また、2軍調整中の田中将大投手(35)についても言及し「いろいろと不安を取り除きながら、やっぱりオープン戦の時のちょっとダメージがあるっていう話だったんで。そこをしっかりと取り除いて、100%、自分の中でいけるっていう風になってから次のステップにいきたいっていう話でした」と明かした。