日本陸連は8日、セイコー・ゴールデングランプリ(GGP)陸上2024東京(5月19日、東京・国立競技場=日刊スポーツ新聞社ほか共催)男子110メートル障害にエントリーしていた昨夏の世界選手権5位入賞の泉谷駿介(24=住友電工)が、右ハムストリングス違和感のため欠場すると発表した。

今季は4月20日の世界最高峰ダイヤモンドリーグ(DL)アモイ大会でシーズンインし、13秒17で3位。パリオリンピック(五輪)の参加標準記録(13秒27)を突破し、日本陸連の選考基準を満たしたため、2大会連続の五輪代表に内定した。続く同27日のDL蘇州大会でも13秒23で2位となり、2戦連続で表彰台入りした。

今大会は順天堂大の2学年後輩で22年世界選手権代表の村竹ラシッド(22=JAL)との対決も注目されたが、大事をとって出場を回避することとなった。

女子5000メートルでは、昨夏の世界選手権代表の山本有真(24=積水化学)がコンディション不良のため欠場。女子3段跳びの森本麻里子(29=オリコ)は左足首のケガにより、欠場となった。昨夏の世界選手権を制した北口榛花(26=JAL)が出場する女子やり投げでは、世界選手権で19年から2連覇したケルシーリー・バーバー(32=オーストラリア)も欠場すると発表された。