<広島−阪神>◇21日◇マツダスタジアム

首位阪神が2位広島に敗れ、0・5ゲーム差に迫られた。22日も敗戦なら首位から陥落する。

先発村上頌樹投手(25)が広島打線に捕まった。初回から3イニング連続で失点。東洋大の先輩でもある6番末包には3ランを含む2安打3打点と痛打をくらった。

自己ワーストの9安打を浴び、同ワーストタイの5失点。試合前時点で1点台だった防御率が2・03まで上がった。自身3連敗で、今季の成績は2勝4敗となった。

打線は今季早くも4度目の対戦となった広島床田を完全攻略することはできなかった。8回には無死満塁の好機で中野拓夢内野手(27)が左前適時打。さらに森下翔太外野手(23)が左犠飛で4点差。ただ、後続が続かず逆転にはいたらなかった。