21日のロッテ戦(ベルーナドーム)に先発する西武の今井達也投手(26)が20日、チームが陥っている負の連鎖からの脱却を誓った。

 チームは19日までのビジター5試合で5連敗し、自力優勝の可能性が消滅した。4月19日の楽天戦で7回1失点と好投して連敗を7で止めた今井は「1週間のスタートなので気持ちを切り替えて。1週間に1回しか投げる機会がないので、責任感をより強く持って臨む」と自らの投球で流れを変える覚悟を示した。

 チームは今季ロッテ戦で6戦全敗。一方で今井は今季先発した7試合全てクオリティースタート(6回以上投げて自責点3以下)を達成し、3勝を挙げている。20日に埼玉県所沢市の室内練習場でブルペン入りした右腕は「連打で走者を複数置くと良くない。先制点を与えないように」と心がけた。
(末継智章)