今月3日に大地震がおきた台湾東部で23日未明、マグニチュード6の地震が相次ぎました。ビルが傾くなどの被害がでています。

台湾の気象当局によりますと日本時間の23日午前3時26分、台湾東部沖を震源とするマグニチュード6の地震が発生しました。またその6分後にも内陸部でマグニチュード6.3の地震があり、東部・花蓮では震度5弱を観測しました。けが人は確認されていませんが、今月3日の地震で損壊し、立ち入り禁止となっていたビルやホテルが大きく傾きました。

地震が続いていることをうけ地元当局は、すべての企業に23日一日休業とするよう呼びかけた他、学校も休校となっています。

3日の地震が発生してから、台湾ではこれまでに17人が死亡したほか、1000回以上の地震が観測されていて、気象当局は今後も地震が続くとして注意を呼びかけています。