畳表に使われる七島イの植え付けが今年も国東市で始まりました。

七島イは、約350年続く全国でも国東だけの特産で、いまも6軒の農家が栽培を続けています。

畳の材料として一般的なイ草と比べて5倍の強さがあると言われていて、香りや肌触りが良いのが特徴です。

生産者の1人、松原正さんは、5月2日朝早くから、約1600平方メートルの田んぼに手で苗を植えていきました。

松原正さん

「植え付けが始まると七島イにかかりっきりになるので気が抜けない。しっかりやります」

植え付けは約1カ月かかるそうで、1.5メートルほどに成長する7月下旬に刈り取る予定です。