国東市の公園で珍しいチョウが飛び交っています。

こちらはアゲハチョウ科のジャコウアゲハです。

腹部が鮮やかな赤色をしているのが特徴で、春から夏にかけて国東市で多く見られます。

市内にあるくにさき公園では2024年は3月31日に初めて確認されました。

有毒成分をもつウマノスズクサという葉を食べるためジャコウアゲハ自身も毒を持っています。

鳥などの天敵に襲われることが少なく、優雅に飛ぶ様子を見ることができます。

田深まちなかグループ 上田益三さん

「大体1週間くらいから10日くらいしか生きられず、その間に交尾をして卵を生まなければならないので、(遠くまで行かず)この近辺を飛んでいます」

ジャコウアゲハは、10月上旬まで見られるということです。