育児をしながら各分野で活躍する女性を表彰する『第16回ベストマザー賞2024』(主催・日本マザーズ協会)の授賞式が9日に開催。文化部門をフリーアナウンサーの川田裕美(40)が受賞した。

 壇上のスピーチで川田は「ステキな賞をいただき、本当にありがとうございます。身に余る光栄です」としみじみと口にした。授賞式後には取材も実施。受賞の一報が入ったときを振り返ると「信じられなかったです。いい母親みたいなこともしてないですし、何もお手本になることができていないので」としながらも「うれしくて。じわじわうれしさを感じています」と笑顔を見せた。

 現在は長男3歳、長女1歳。「毎日必死」と苦笑いしながらも「今、頑張ればもう少ししたら楽になれるのかな、と希望を抱きながら過ごしています」と口にする。誰に受賞の喜びを伝えたいか問われると「母ですね。自分の母に感謝する機会が出産、育児をするまでなかなかなかった。改めて母のありがたみを感じます。1番喜んでくれるのは母なのかな」とかみ締めるように語った。

 子どもには早くもしゃべりの才覚を感じるそう。「アナウンサーになりたいって言われたら泣いちゃいますね(笑)。私のできることをすべてやりたい。下の妹は、よくしゃべるので片鱗がもしかしたらあるかも。こっちが、そのうち言い負かされるんじゃないかなってぐらい、よくしゃべります」と笑う。川田といえばスキップができないことでおなじみ。「上の子の友だちもスキップしだしている。来ちゃったな、という感じです(笑)。どうやって逃げようかな」と苦笑いで、まだ“やって”とは言われていないことを明かし「その一言が、できるだけ遅くなるように願っています」とこぼしていた。

 そのほか、芸能部門をタレントのpeco(28)、スポーツ部門を元サッカー日本女子代表でタレントの丸山桂里奈(41)、社会経済部門を身体美容家、モデル、タレントの優木まおみ(44)、音楽部門をアーティストのBENI(38)が受賞した。