憧れや目標となるママを選ぶ「第16回ベストマザー賞2024」授賞式が9日に都内で行われ、タレントのpeco(28)、元なでしこジャパンでタレントの丸山桂里奈(41)、歌手のBENI(38)、フリーアナウンサーの川田裕美(40)、モデルでタレントの優木まおみ(43)が出席した。

 5つに分けられた部門ごとに発表され、「芸能部門」peco、「音楽部門」BENI、「スポーツ部門」丸山、「文化部門」川田、「社会経済部門」優木がそれぞれ受賞した。

 優木は花束とトロフィーを受け取り、「身に余る光栄です」と笑顔。「お母さんと言われるようになって10年が経った。お母さんと言われるのが違和感あって“もっと頑張らないと”と、もがいたときがあった。子供が小さいときはいろいろ悩んだ」と告白。

 2人の娘とは「3姉妹」の様に仲が良く、「7、10歳に子供が成長して、昨夜は“涙の女王の続きみたいね!ライブ一緒にいきたいね!”と言っていた。今が1番一緒に楽しめるいい時間なのかなと思っている」と微笑んだ。

 受賞式後の、報道陣の取材で優木は「将来は海外移住してみたい」と告白。移住したい理由は「(子供の)教育の面も、自分の挑戦してみたいこともある。大きなことではなく二拠点生活のような感じ」と説明した。

 「コロナの生活で東京で暮らすということ以外に暮らしてみたいな」という思いが家族の中で芽生え、移住先や移住時期はすでに明確に決めていて「事務所的に言えないかもしれないので…。進めてます!」と語った。

 ▼peco「この度は、こんなにも光栄な賞を受賞させていただき本当にありがとうございます。ベストマザー賞のお話を聞いた時、正直うれしくて涙を流してしまいました。23歳になった直後に息子が生まれてきてくれて、今5歳となった息子がここまで大きくなれるまで、私たち家族の中では本当に色々なことがありましたが、いつだって“ママである”ことが、自分自身を強く、そして背中を押してくれました。私が自分のなりたい“ママ”でいられるのは、“ママ”であることを一番に考えたいという私の思いを尊重してくださる周りの関係者の方々や、家族の支えがあってです。今日も帰って息子にガミガミ言ってしまうかと思うんですけど、私なりのやり方でたくさんの愛を伝えていけたらなと思います。私をママにしてくれた息子とryuchellに感謝していきたいと思います」

 ▼BENI 「朝を楽しく迎えるのが基本となった。眠くても元気でいられる特殊能力がほしいです。母や祖母、周りのママたちから子育てのヒント、パワーをもらっている。世の中の母に送りたい。かわいい2人(子供)は永遠の星です!」

 ▼川田裕美 「身に余る光栄です。毎日必死に過ごしています。今日も無事に過ごせてよかったなと。子どもたちが朝おはよう!と言って起きてくる、普通の毎日が一番幸せなんだなと思うようになりました。もっとのびのびと安全に育っていける世の中になればいいなと思います」

 ▼丸山桂里奈 「(子供は)一回も床に座ったことがないんじゃないかと思うような活発な女の子。ミズオオトカゲと同じぐらいの大きさで、同じような背中だなと思う。スポーツ選手は体力があるとよく言われるが、育児をしてみて本当に大変でアスリートだからということは全然関係なくて、本当にこんなに味わったことがない大変さって、生きてきてあるんだなと思うほど大変。でも、周りの人達に支えて頂いて、自分らしくいれるような気がしている」と感謝した。自分のお母さんに母乳とミルクで育ててもらって、卒業してからは、牛乳をたくさん飲んでいる。今日も玄関出る前まで牛乳を飲んできた。だから、全国のお母さんもそうですけど全国、全世界の牛に一番感謝したいと思います。娘にはアスファルトがあるから歩けるようになると思えるような子になって欲しいと思っているので、自分が一番アスファルトを踏んでいけるようなお母さんになりたいと思っています」