西島秀俊、黒沢清監督と5度目タッグで全編フランス撮影「ワクワクしている空気」 今月末での事務所独立発表後初公の場
西島は「患者・吉村役の西島秀俊です」と笑顔であいさつ。今作で5度目のタッグとなる黒沢清監督について「フランスでも日本と同じように尊敬されていて。現場に入っても尊敬と黒沢組独特のスタッフがワクワクしている空気が充ち満ちていました。それはどこで撮っても黒沢監督の現場はこうなんだなと思いました」と語り、出演の喜びをかみしめた。
西島は4月17日に公式サイトを通じて「この度、弊社所属の西島秀俊は、新たなステージへ踏み出すこととなり、一つの区切りとして、本年6月よりクォーター・トーンを離れることとなりました」と報告していた。
今作は、1998年に日本で劇場公開された黒沢清監督の傑作サスペンス『蛇の道』を、フランスの映画制作会社CINEFRANCE STUDIOS(シネフランス・スタジオ)とKADOKAWAによる日仏共同製作でセルフリメイク。全編フランスロケ、フランス語で撮影を敢行した。
他人の復讐に協力する心療内科医・小夜子(柴咲コウ)は、娘を殺した犯人を突き止め復讐することを生きがいとする男・アルベール(ダミアン・ボナール)に協力する。事件にある財団が関わっていることを知った2人は“徹底的復讐”を開始する。
イベントには、柴咲、青木崇高、黒沢監督も登壇した。