ショッピングモールや家電量販店などでは、「レンタル料無料」などと呼び掛け、ウオーターサーバーの契約を勧めてくる事業者がいます。そんな中、ウオーターサーバーのレンタル契約をしたものの、解約時に高額な解約料が発生したという内容の相談が寄せられているとして、国民生活センターがX(旧ツイッター)などで注意を呼び掛けています。

水の定期購入契約に該当

 国民生活センターによると、ウオーターサーバーのレンタルについて、サーバーのレンタル料は無料でも、実際は水を定期購入する契約だということです。そのため、「あらかじめ決められた期間は、水の購入を継続しないと解約料がかかることがあるため、注意が必要」だと説明しています。

 そこで、国民生活センターは、ウオーターサーバーを契約する前に、「自宅内の設置場所」「1人で水を交換できるか」「本当に必要なのか」をよく考えるようアドバイス。その上で、契約金額の詳細も含め、契約内容や解約条件などもよく確認し、契約書は書面でもらうよう呼び掛けています。

 契約しても、場合によってはクーリング・オフができる可能性があるとのことです。困ったときはすぐに居住先の自治体の消費生活センターなどに相談をしましょう。