ことしの「原爆の日」の平和記念式典をめぐる動きです。広島市は3年連続で、ロシアとベラルーシを招待しないことが分かりました。

広島市はことし8月6日の「原爆の日」に開催する平和記念式典で、ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領に、式典への出席を求める招待状を出さないことを決めました。

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またロシアを支援するベラルーシも招待しないということです。ロシアとベラルーシの招待を見送ったのは、2022年の式典から3回目となります。招待しない理由として「日本の姿勢に誤解を生じさせないため」としています。

広島市は両国に招待状を出さないかわりに「紛争が終わり、広島を訪問できる日が来ることを心待ちにしている」という内容の書簡を、5月中に送る予定だということです。

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ガザ地区への侵攻を続けるイスラエルには、招待状を出す方針です。

広島市は去年の式典で、核兵器保有国など世界167か国とEUに招待状を送っています。

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