広島市安芸区のJR瀬野駅と住宅団地を結ぶスカイレールの運行が最終日となる30日、別れを惜しむ人たちが詰めかけています。

スカイレールは1998年に開業。住宅団地のみどり坂に住む人々に親しまれてきました。

最終日も、いつも通り通勤や通学のために利用されていました。

通学で利用
「幼稚園のころから思い出があるので、すごい寂しいなという気持ちです」

通勤で利用
「雨の日も風の日も止まらずにいてくれたので非常に助かっていました。この町のシンボルなので寂しい気持ちもありますけど、しょうがないかなという思いです」

RCC

沿線には、写真を撮る地域住民や鉄道ファンの姿も見られました。

住民
「せっかく最後なので見届けようと思って、ふだん通勤で使っていたスカイレールを」

スカイレールの運行終了後は、EVバスが団地と瀬野駅を結びます。

スカイレールは30日正午の便で、四半世紀の歴史に幕を閉じます。