Stanley Widianto

[ジャカルタ 30日 ロイター] - インドネシアを訪問中のマイクロソフトのサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は30日、同国に向こう4年で17億ドルを投じ、データセンター構築を含めクラウドサービスと人工知能(AI)事業を拡大する計画を発表した。

インドネシアに「最も優れた最新のAIインフラを提供する」と表明。AIインフラの「波を先導する」考えだと述べた。

ナデラ氏はこの日、インドネシアのジョコ大統領や閣僚らと会談し、AIの共同研究や人材育成について話し合ったと、ブディ・アリー・スティアディ通信・情報相が記者団に述べた。

ナデラ氏によると、マイクロソフトは2025年までに東南アジアの250万人にAIの訓練を提供する計画で、インドネシアの84万人が含まれる。

同氏は生成AI技術を売り込むために東南アジアを歴訪。週内にマレーシアとタイも訪問する。