日米比3カ国合意、南シナ海のダイナミズム変える=マルコス大統領
4月13日、フィリピンのマルコス大統領(写真)は12日、フィリピン、米国、日本による協力合意が南シナ海と周辺地域のダイナミズムを変えると表明した。写真は昨年11月、フィリピンのマニラでの代表撮影(2024 ロイター)
(ロイター)
前日に初めて開かれた日米比3カ国首脳会談を受けたワシントンでの記者会見で「3カ国合意は非常に重要だと思う」と述べた。
3カ国首脳は声明で「われわれは、南シナ海における中国の危険で攻撃的な行動に対する深刻な懸念を表明する。また南シナ海における埋め立て地の軍事化と不法な海洋権益の主張に懸念を抱いている」と表明した。
一方でマルコス氏は、首脳会談は3カ国の経済・安全保障関係の深化に焦点を当てており、「いかなる国にも反対するものではない」とも述べた。