Ron Bousso

[ロンドン 7日 ロイター] - 英石油大手BPが発表した第1・四半期決算は、純利益が前年同期比40%減の27億ドルとなり、同社が調査したアナリスト予想の28億7000万ドルを下回った。石油・ガス生産は拡大したものの、エネルギー価格の下落と米精製所停止が響いた。

前四半期の利益は30億ドルだった。

配当金は1株当たり7.27セントで据え置き、自社株買いプログラムも前四半期と同様、今後3カ月間で17億5000万ドルに維持した。

BPはまた、2026年末までに23年比で少なくとも20億ドルのキャッシュコスト削減を実現するという目標を発表した。

同社の株価は0.2%下落している。

石油・ガス生産量は前年同期比2.1%増の石油換算日量238万バレル。マレー・オーキンクロス最高経営責任者(CEO)はロイターに「操業モメンタムは良好」と語った。

債務は530億ドルに増加し、時価総額に対する比率は前四半期の19.7%から22%に上昇した。