全国中小企業団体中央会(森洋会長)の調査によると、パートタイム労働者の待遇改善策で最も多かったのは「賞与の支給」で、回答企業の44.1%が実施していた。「定期昇給の実施」は35.9%、「手当の支給」は28.7%などとなっている。

 正規従業員と職務が同じパートがいる企業は全体で37.7%。「いる」と回答した企業におけるパートの平均賃金の水準は「正規の8割以上」が31.3%、「正規と同じ」が30.1%などとなっている。

 調査は昨年7月に実施し、従業員300人以下の中小企業1.9万社から回答を得たもの。