人手不足のタクシー、バス業界で外国人の運転手を増やすきっかけにしようと、県の運転免許試験場で英語での学科試験が始まりました。

県の運転免許試験場で英語で受検できるのは、客を乗せるバスやタクシーの運転に必要な第二種免許の学科試験です。
佐賀県では通常の一種の運転免許の学科試験は英語と中国語で行われていましたが、ドライバー不足を解消しようと第二種免許についても導入されたということです。
バスやタクシーといった「自動車運送業」は、人手不足が深刻で外国人労働者を受け入れる特定技能制度の対象に追加されています。

【運転免許課学科係 福田潤課長補佐】
「母国の方とはルールがちょっと違ってたりします。ルールを覚えた上で受けにきてもらいたい」

英語で受験できるのは、第二種免許の学科試験が行われる火曜日と木曜日だということです。