いま、ストリートでお洒落な人たちが着ているファッションブランドとは?時代の空気感を捉えつつもとらわれず、独自の路線を打ち出している注目ブランドをピックアップ!今回は、エーシー、ボーイズ イン トイランド、ヒステリックグラマーの3ブランドを紹介する。

Acy[エーシー](右)、Boys in Toyland[ボーイズ イン トイランド](左)

ボーイズ イン トイランドとエーシー/ブランド図鑑

(右)Acy[エーシー]
MIN-NANO(ミンナノ) の代表・中津川吾郎氏が2023年に始動したAcy(エーシー)。「ディレクターの趣味趣向をより強く反映したアイテム作りを心がけている」というように、シンプルだが着るとオーバーなサイジングのかっこよさが際立ち、芯の強さを感じさせる。プルオーバーシャツは裾の絞りでさらにシルエットがいい感じに。

プルオーバーシャツ¥30,800、ストライプシャツ¥17,600、ショーツ¥17,600/ともにエーシー(フォースユニオン☎03-5324-6103)、シューズ ¥27,500/クラークス オリジナルズ(クラークスジャパン☎03-5411-3055)

(左)Boys In Toyland[ボーイズ イン トイランド]
2022年にスタートしたBoys In Toyland(ボーイズ イン トイランド)は1970〜80年代の企業系ワークウェアからインスピレーションを得たというアイテム展開で、レトロなアメカジテイストでありつつ、今っぽさを感じる個性がある。しっかりと編み立てられたスウェットなど作りもよく、遊び心のあるワッペンもポイント。

リブスウェット ¥28,600、ワークパンツ¥27,940、デイパック ¥29,400/すべてボーイズ イン トイランド(ボーイズ イン トイランドhttps://boysintoyland.com)、スニーカー¥16,500/アディダス オリジナルス(アディダス お客様窓口☎0570-033-033)

HYSTERIC GLAMOUR[ヒステリックグラマー]

ヒステリックグラマー/ブランド図鑑

アメカジを軸にロックとファッションを密接にしてきたパイオニアとして、1984年の誕生から一貫したスタイルを提案。1960〜70年代のアメリカのアートやカルチャーをポップでキッチュに表現したコレクションは圧倒的な支持を得てきた。Y2Kファッション隆盛の中で、若い世代が今また新鮮に着こなしている。小物で取り入れるのも人気。

ZIPパーカ¥29,700、Tシャツ¥16,500、デニム¥39,600、ビーニー¥17,600/すべてヒステリックグラマー、ローファー ¥33,000/ヒステリックグラマー × ジーエイチ バス(ヒステリックグラマー☎03-3478-8471)

Photography_TAKUYA MAEDA[TRON]
Styling_TAKUYA RAITA
Hair & Make-up_NANAKO YAJIMA
Model_TAU YANG, YUUMIKO

※この記事は2024年smart4月号に掲載した記事を再編集したもので、記載した情報もその時点のものです。