5月27日に開催されたスコットランドリーグ最終節で、すでに連覇を決めているセルティックは、3位のアバディーンとホームで対戦した。

 得点ランキング首位の古橋亨梧、旗手怜央、岩田智輝が先発。前節に退場して出場停止の前田大然と、小林友希はベンチ外となった。

 セルティックは立ち上がりから圧倒的に押し込み、27分に幸先よく先制点を挙げる。古橋がペナルティエリア右でパスを受けると、落ち着いた切り返しから左足で豪快なシュートを叩き込んだ。
 
 止まらないエースは32分にも、主将マグレガーが放ったシュートのこぼれ球を冷静に流し込み、あっという間に追加点をゲット。28歳の日本代表FWは、2位の2人とは3点差の27ゴールとし、リーグ得点王に大きく前進した。公式戦通算では33点目となった。
 
 2点リードで折り返すと、後半開始早々にアクシデントが発生。古橋がGKルースにプレスをかけた際に接触し、足を痛めてしまう。そのまま足を引きずりながらピッチを後にし、韓国代表のオ・ヒョンギュと代わった。スコティッシュカップ決勝、ついに復帰した日本代表の試合が控えるなか、暗雲漂う負傷交代となった。

 ホームチームはその後も押し込み、78分にCKからスタンフェルト、82分と90分にオ・ヒョンギュがゴール。結局5−0の大差で4試合ぶりに勝利を収めた結果、大台まであと一歩の勝点99とし、長丁場のリーグ戦を締め括った。

 今後6月3日に国内3冠を懸け、2部のインバネスと今シーズン最終戦となる、スコティッシュカップ決勝を戦う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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