Jリーグは6月3日、J1第16節の6試合を各地で開催した。

 2連勝中の横浜はFC東京と対戦し、3−2で勝利。開始1分にアンデルソン・ロペスのゴールで先制するも、34分と44分にディエゴ・オリヴェイラに決められ、逆転される。それでも62分、再びA・ロペスの得点で同点とすると、終了間際の89分にはマルコス・ジュニオールが決勝点を挙げ、勝ち切った。

 名古屋対C大阪は3−1で名古屋が快勝。4分にカピシャーバに決められ、先制を許す展開も、21分に和泉竜司のゴールで試合を振り出しに戻す。勢いに乗ると、31分にはセットプレーから丸山祐市が逆転弾、43分にはマテウス・カストロが強烈な左足弾を挙げ、後半もリードを保ってこのまま終了。名古屋が3連勝を飾った。

 G大阪は2−1で福岡に競り勝つ。17分に山岸祐也の得点で先制されるも、24分にファン・アラーノが同点ゴール。32分には三浦弦太が逆転弾を決め、最後までこのリードを守り抜いたG大阪が、今季初の連勝を挙げた。
 
 札幌は5−4で柏との打ち合いを制した。10分に荒野拓馬のゴールで先手を取り、15分に戸嶋祥郎に決められ追いつかれるも、18分に駒井善成、31分に小柏剛が得点を重ね、2点をリード。しかし、34分に小屋松知哉、53分に細谷真大にネットを揺らされ、3−3の同点とされる。点の取り合いはこれだけでは終わらず。69分に札幌の田中駿汰、90+1分に柏の武藤雄樹が決めて、再び4−4のタイスコアとなった90+3分に、田中駿が決勝ゴールを挙げ、札幌が勝ち切った。

 そのほか、鳥栖は長沼洋一の2ゴールで横浜FCに2−1勝利。湘南対新潟は2−2の痛み分けに終わった。

 J1第16節の結果と予定は以下のとおり。

▼6月3日開催
神戸 試合中止 川崎
FC東京 2−3 横浜
湘南 2−2 新潟
名古屋 3−1 C大阪
福岡 1−2 G大阪
横浜FC 1−2 鳥栖
柏 4−5 札幌

▼6月4日開催
広島 14:00 京都
浦和 17:00 鹿島

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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