［J１第５節］鹿島 １−０ 磐田／３月30日／県立カシマサッカースタジアム

　鹿島アントラーズのFWチャヴリッチが、サポーターへの感謝を語った。

　鹿島は３月30日、J１第５節でジュビロ磐田と対戦。鈴木優磨が決めたPKによる１点を守り切り、１−０で勝利を収めた。

　この試合では、鹿島のサポーターから「チャヴリッチと共に俺たちはスロバキアに敬意を表していく」と書かれた横断幕が掲げられた。

　チャヴリッチは３月のインターナショナルマッチウィークでスロバキア代表に初めて招集されていたが、辞退していた。理由は、今季に加入した鹿島により適応するための時間を確保したかったようだ。

　世代別のセルビア代表経験のあるチャヴリッチだが、同国のA代表には未招集。一方で、７年半プレーしたスロバキアで市民権を得て、今夏のEUROに出場するスロバキアの新戦力として期待がかけられていた。
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　磐田戦ではそんなチャヴリッチへ、サポーターから新しいチャントが贈られた。鹿島でふたつ目のチャントを聞いたチャヴリッチは試合後、以下のようにコメントした。

「自分が下した大きな決断を、サポーターが理解してくれたからだと思っています。だから、より応援してくれているのかなと。本当に言葉に表わせない、なんて言えばいいのか分からないですけど、感謝しています」

　チャヴリッチは早くもサポーターから厚い信頼を寄せられている。

取材・文●渡邊裕樹（サッカーダイジェスト編集部）

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