U-17日本女子代表は現地5月13日、インドネシアで開催されているU-23アジアカップのグループステージ(GS)最終節で中国と対戦。4−0で圧勝した。

 開始9分に福島望愛が先制点を奪取。74分に追加点を挙げた菊地花奈は、86分にも得点。90+5分には根津里莉日がダメを押した。

 最後まで攻撃の手を緩めず、ゴールを重ね続けた。とりわけ注目を集めているのがチーム3点目だ。

 センターサークル付近でキープした相手に向かって、菊池が猛プレス。ボールを奪うと、そのままドリブルで持ち運び、ボックス内に侵入して右足をコンパクトに振り抜く。放たれたボールはポストに当たってゴールに吸い込まれた。
【動画】猛プレスでボール奪取、そのままドリブルシュート! 菊地花奈の痛快ショット
 アジアサッカー連盟(AFC)の公式X「#AsianCup2023」が「冷静沈着なハナ・キクチが流し込んだ」と題して、得点シーンを公開。SNS上では「すげーな」「良いプレスからのゴール」「めっちゃかっこいい!」「このスピード見て欲しい!」といった声があがった。

 初戦のタイ戦(4−0)、続くオーストラリア戦(4−1)で勝利しているリトルなでしこは、中国にも“4発”と圧倒的な攻撃力を示し、GS3連勝を達成。堂々の首位通過を果たし、ノックアウトステージの準決勝では韓国と相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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