U-17日本女子監督の白井貞義監督が、新たなスターを称賛した。アジアサッカー連盟の公式サイトが伝えている。

 インドネシアで開催されているU-17女子アジアカップのグループステージ最終節で、リトルなでしこは中国と対戦。4−0で快勝し、3連勝を達成。グループBで堂々の首位通過を果たした。

 中国戦で特大のインパクトを放ったのが、43分に途中出場した菊地花奈だ。1−0で迎えた74分、自陣からのロングパスに抜け出し、冷静なフィニッシュで追加点を挙げると、86分には敵陣で相手からボールを奪い、そのままドリブルで持ち運び、鋭いシュートを叩き込んだ。

 自身の大会初ゴールを含む2得点の活躍に、白井監督は「新しいヒーローが誕生した」と喜び、「菊池には自分でチャンスを作り出すポテンシャルがある。それが彼女の明らかな強みで、試合ごとに良くなっている」と評価した。
【動画】リトルなでしこが4−0勝利! 中国戦ハイライト
 また指揮官は守備陣にも言及。「5人のディフェンダーとゴールキーパーが非常に良いプレーをしていたので、前の選手たちはやりたいことを何でもできた」と振り返る。

「全体的に、選手たちはピッチで100%の力を発揮していたし、彼女たちのプレーには満足している」

 ノックアウトステージでも、日本は会心の勝利を手にできるか。準決勝ではグループAを2位突破した韓国と相まみえる。勝利すれば、今秋のU-17女子ワールドカップの出場が決まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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