アル・イテハドは1日、負傷した元フランス代表FWカリム・ベンゼマが古巣レアル・マドリードで診察を受けることを明らかにした。


 現在36歳のベンゼマは昨年夏に約14年間を過ごしたレアル・マドリードを退団し、2022−23シーズンのサウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)を制覇したアル・イテハドに完全移籍で加入した。一時はマルセロ・ガジャルド監督との確執が報じられていたものの、ここまで公式戦通算29試合に出場し、13ゴール8アシストを記録している。


 そんなベンゼマは筋肉系の負傷でサウジ国王杯準決勝のアル・ヒラル戦(●1−2)を欠場することを余儀なくされていたが、この問題を最善に解決するためにどのような方法で回復すべきかを確認するために、古巣レアル・マドリードと協議した結果、昨年同選手を治療した医師のもとでさらなる検査を受けることで合意したことを明らかにした。


 なお、すでにベンゼマはスペインへ出発し、レアル・マドリードのクリニックで検査を受けており、来週にも帰国する予定であることも伝えられている。