今季初勝利目指す田嶋大樹

オリックス・田嶋大樹と楽天・ポンセのインフォグラフィック


今日から京セラドーム大阪で行われるオリックス−楽天の3連戦。現在最下位に甘んじているオリックスは“楽天キラー”の田嶋大樹が先発する。

7年目左腕は昨季ケガなどによる途中離脱を余儀なくされ、13試合の登板にとどまり、6勝4敗、防御率3.09の成績に終わった。

今季は初登板となった3月31日のソフトバンク戦(京セラドーム大阪)で、5回75球を投じ、2安打2四球1失点と好投。ただ、打線の援護に恵まれず、初白星はお預けとなった。そこから中8日あけて今日の登板を迎える。

楽天戦は昨季6試合に登板して3勝1敗、防御率1.51と抜群の成績。シーズン最終登板となった9月30日の試合で黒星を喫し、連勝は「10」でストップしたが、6回6安打4失点(自責1)と内容は悪くなかった。

得意の楽天戦で今季初白星を挙げ、現在最下位に沈むチームを上昇気流に乗せることができるか注目だ。

オリックス戦は過去6戦未勝利のポンセ

一方、楽天の先発はコディ・ポンセ。日本ハムから移籍加入した助っ人右腕は、今季初先発となった2日の日本ハム戦(エスコンF)で5回75球を投げて、3安打6奪三振無失点の快投。古巣相手に初勝利を挙げた。そこから中6日で今日の登板に臨む。

オリックス戦には日本ハム時代の2年間で計6試合に先発するも、0勝5敗と相性は良くない。昨季は3試合に登板して0勝3敗、防御率7.53だった。7打数5安打の紅林弘太郎をはじめ、8打数4安打1本塁打の中川圭太ら、昨季打ち込まれた右打者対策が初勝利へのカギを握りそうだ。

新天地で心機一転、天敵を返り討ちにしてチームを今季初の連勝に導くことができるか。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
西武・平良海馬−ロッテ・西野勇士(ベルーナドーム)
ソフトバンク・有原航平−日本ハム・山﨑福也(熊本)

【セ・リーグ】
ヤクルト・小澤怜史−巨人・山﨑伊織(鹿児島)
DeNA・A.ジャクソン−中日・小笠原慎之介(横浜)
阪神・黒原拓未−広島・床田寛樹(甲子園)

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