2024年4月17日(水)〜4月21日(日)「劇」小劇場にて、本多劇場グループ×海外戯曲シリーズ第3弾『ULSTER AMERICAN』(アルスターアメリカン)が上演される。

第2弾『BIRTHDAY』(2021年9月新宿シアタートップス初演/リーディング公演)に続き、今回も、戯曲翻訳の若き旗手として存在感を発揮する小田島創志の本邦初訳の脚本を、真摯な創作姿勢と戯曲を深く読み込む演出に定評のある大澤遊が挑む。今回、上演するのはDavid Irelandの『ULSTER AMERICAN』だ。

出演者には、池田努、椙山さと美、前田一世というキャリア豊富な実力派の3人を迎え、濃密な会話劇を展開する。

池田努         写真撮影:BUN(ナカヤマフミコ)

池田努        写真撮影:BUN(ナカヤマフミコ)

椙山さと美       写真撮影:BUN(ナカヤマフミコ)

椙山さと美      写真撮影:BUN(ナカヤマフミコ)

前田一世      写真撮影:BUN(ナカヤマフミコ)

前田一世      写真撮影:BUN(ナカヤマフミコ)

なお『BIRTHDAY』は、本公演として本年7月24日より再演される。


 
【あらすじ】
アイルランドにルーツをもつアメリカ人のオスカー俳優、イギリス人の演出家、北アイルランド出身の女性劇作家が、 芝居の稽古開始を前に打合せのためにロンドンで会う。
野心や虚栄心を抱き、自分こそが正しいと信じている者たちが集い、公演の課題や挑戦、成功について話し合いをするうち に議論は白熱。激しい応酬はやがて……。
権力の濫用、アイデンティティに対する偏見や女性蔑視
—ハラスメントの本質的な問題を訴えかける2018年イギリス初演のブラック・コメディ。