昨年1月から歌手活動を休止していた氷川きよし(46)が8月に復活公演を開くことを27日、発表した。3月末で所属事務所「長良プロダクション」から独立し、自身が代表取締役を務める新会社「株式会社KIIZNA(キズナ)」を設立。同日、同社の公式サイトを立ち上げ「初心を忘れず、自分らしく、歌い続けていきたい」と意気込んだ。

 プリンス復活でイケメン演歌勢がさらに活気づきそうだ。

 演歌界は春日八郎や三橋美智也の第1世代から数え、氷川は第5世代とされる。続く第6世代にはNHK紅白歌合戦常連組の三山ひろし(43)と山内惠介(40)ら。氷川が不在の間、そのポストを目指して争いがさらに激化していたのが第7世代だった。

 その中でも長良プロ所属の辰巳ゆうと(26)をはじめ、青山新(23)、二見颯一(25)、彩青(21)は「演歌の灯を消すな」と立ち上げた演歌推進プロジェクト「我ら演歌第7世代!」に属する4人。人気、実力ともに十分で、今年3月に同プロジェクトを卒業した新浜レオン(27)の勢いもすさまじい。氷川の復帰は演歌界全体を盛り上げることは間違いないだろう。