ドジャース・大谷翔平投手(29)の元通訳で、同投手の銀行口座から1600万ドル(約25億2700万円)以上を不正送金したとして、銀行詐欺容疑で訴追された水原一平容疑者が、有罪を認めることに同意したと8日(日本時間9日)、米メディアが報じた。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は、水原容疑者が有罪を認めると、米国司法省が発表したと報道。

 さらに、「司法取引によれば、水原容疑者がほぼ確実に出身国である日本に強制送還される見込み」とも報じ、合意書に「水原容疑者と弁護人は、同容疑者が米国市民でない場合、本件の有罪判決により、米国から追放されるか強制送還されることは、事実上避けられないことであり、事実上確実であると話し合い、同容疑者も理解している」と合意書に書かれているとした。

 水原容疑者はカリフォルニア州の高校に通うなど、人生の大半を米国で過ごしたが、有罪判決により日本に強制送還させる見通しとなる。