渡辺雄太、グリズリーズに感謝 シーズン後に「戦力になるのはわかっている」という言葉も気持ち揺るがず
今季は2年契約を結んだサンズでシーズンをスタートしたが、出場機会を伸ばせず、現地時間2月8日にサンズから古巣グリズリーズにトレード移籍した渡辺。しかし3月4日から右手首の負傷で欠場。その後は「個人的な理由で」コートに立たず、22試合連続欠場で今季を終えた。
インスタグラムの生配信で渡辺は「メンタル的なことでお休みをもらってました」と欠場していた理由を明かした。
普通に練習している時は問題なかったが、コートに立った瞬間に力が入らなくなって、体全身に重りがついているような状況だったという。「メンタル的なことだったので、皆さんに言いたくなかったというか、公にするのは嫌だった」と説明した。
グリズリーズでのシーズンを終えてチームには感謝した。「コーチが悪い、チームが悪いと言っているわけではない。きっかけになっただけで、限界はもっともっと前にあったんだと思うし、手厚くサポートしてくれた」と話した。
最後のミーティングでも「ユウタはプレーオプションも1年残っているからチームに戻ってきてほしい。チームの戦力になるのはわかっている」というありがたい言葉をもらったが、渡辺の気持ちが変わることはなかった。「シーズンが終わって清々しい気持ちだった。来シーズンから日本に帰ってプレーさせてもらいます」と心境を明かした。