ビーチバレーボールのジャパンツアーの開幕会見が23日に都内で行われ、男女各3選手がシーズンに向けた意気込みを語った。

 男子の水町泰杜(トヨタ自動車)はVリーグWD名古屋にも所属しており、今季からインドアとの二刀流でツアーに参戦する。

 今春に早大を卒業した22歳は「高校時代からずっとビーチバレーがやりたいと思っていた。いろんな方の力をいただき、ビーチバレーとインドアの二刀流を実現できた。不安よりもわくわくした気持ちが大きい」と話した。

 熊本・鎮西高時代から年代別の日本代表に選出され、早大では4年時に主将を務め母校を大学4冠に導くなどインドアでは堂々たる実績を誇る。ビーチバレーは本格的な競技経験がないが「相手の状況を見てレシーブする位置を予測しながら拾っていくのが面白い。外は風が吹くので、風で変化したボールをレシーブするのが難しい。でも新しい発見とかあると思うのでポジティブにやっていく」と前向きに捉えている。

 今季のジャパンツアーは開幕戦・平塚大会(5月10〜12日、平塚市・湘南ベルマーレひらつかビーチパーク)を皮切りに10大会が開催される。