パリ五輪に出場するバスケットボール女子日本代表が7日、都内で合宿を公開した。代表候補メンバー23選手中、馬瓜ステファニー(25)を除く22選手が参加。金メダルを目標に掲げる本番までに12人に絞り込む必要があり、恩塚亨監督(44)は「五輪で勝つ確率を1%でも上げる。それが人生をかけて頑張ってくれる選手に対する私ができる1番、誠実な向きあい方だと思って選考する」と語った。

 パリ五輪で日本(世界ランキング9位)はC組に入り、7月29日に東京五輪覇者の米国(同1位)、8月1日にドイツ(同19位)、8月4日に欧州選手権覇者ベルギー(同6位)と対戦する。恩塚監督は「タフなレイアップをしないこと」をポイントに挙げ「ペイントタッチは大事だが、五分五分の勝負だと確率は上がらない。難しいと思ったら適切な場所に他の4人が顔を出してノーマークのシュートを打つことにこだわっていく。タフなレイアップをやったら負ける。なぜならそのまま走られるから。グッドショットを打ち続けることが重要」と説明した。