◇米女子ゴルフツアー コグニザント・ファウンダーズ・カップ第3日(2024年5月11日 ニュージャージー州アッパーモントクレアCC=6536ヤード、パー72)

 16位から出た、西郷真央(21=島津製作所)が1イーグル、4バーディー、2ボギーの68をマークし、通算7アンダーで日本勢最上位となる6位に浮上した。

 2番でイーグルが先行し流れをつかむと、5番では10メートルをねじ込んでバーディー。前半は2つスコアを伸ばして折り返した。後半に入り10、12番でバーディーを奪取。18番では5メートルのパーパットをねじ込み、ピンチを切り抜けた。

 中継局WOWOWのインタビューでは「あまりアイアンショットは良くなかったんですけど、パッティングが凄く昨日よりも良かったのでスコアをまとめることができたかなと思います」と振り返った。

 この日は、2つのボギーを叩いたものの、ともに直後のホールでバーディーを奪いバウンスバック。「アイアンが思ったところになかなか出なくてつかまることが多かった。そこでボギーになってしまった後の集中をしっかりして、パターで決めきることができたので良かったです」とうなずいた。

 パーオン率は66・66%と少し苦しんだものの、28パットとグリーン上では好調。「距離感もしっかり合っていた。3パットもすることなく、最後も長いパーパットを決めきることができたので、きょうはパッティングが良かった」と話した。

 4月28日まで行われた、JMイーグルLA選手権では最終日に69をマークし、日本勢最上位の8位。今週も好位置で迎える最終日に向けて、「もうちょっとショットを修正して、バーディーチャンスをたくさんつけられるように頑張りたい」と意気込んだ。