ドジャース大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地でのジャイアンツ戦に「2番DH」で先発出場。3回の第2打席に内野安打で出塁、チーム勝ち越しのきっかけを作った。

■本塁打は出ずも、足で勝ち越しを演出

前日の試合では、3打数無安打1四球と快音なしだった大谷。チームは試合に勝利したものの、開幕から8試合でいまだノーアーチと波に乗り切れていない。それでも第2打席で内野安打を放ち、快足で存在感を見せた。

大谷は、1−1で迎えた3回裏の第2打席、メジャー2年目の若手左腕カイル・ハリソン投手の2球目インハイフォーシームを強振すると、打球は一、二塁間に転がる際どい当たりに。大谷は俊足を飛ばし、ベースカバーに入ったハリソンよりも先に一塁へ到達。2試合ぶりの安打を記録し、4番ウィル・スミス捕手の二塁打で再び全力疾走。間一髪で滑り込み、勝ち越しのホームを踏んだ。

米メディア『ドジャース・ネーション』の公式Xは「スピードを見せつけた」「ワオ、大谷翔平の完璧なスライディングだ」と次々と投稿、大谷のアグレッシブな走塁を手放しで称えた。

試合は現在4回が終了。ドジャースが4−1でリード。大谷はここまで3打数1安打1得点、打率.250としている。

(H.Ariga/SPREAD編集部)