総合格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN.46ライジン46)」は29日、有明アリーナにて開催。メインのフェザー級タイトルマッチ「鈴木千裕 vs. 金原正徳」は、鈴木千裕が1ラウンド4分20秒でTKO勝ちした。

■朝倉未来「鈴木選手は凄い集中力があった」

第1ラウンド、早々にタックルを仕掛けた金原だが、鈴木は倒れず。緊張感あふれる攻防の中、現王者・鈴木は金原の前足にカーフを放つ。鈴木はタックルを警戒して低めの姿勢をキープ。残り時間1分半を切ったところで、鈴木が金原をコーナーに追い込み打撃の猛攻を仕掛けた。

鈴木のあまりの勢いに、金原は組み付くこともできず頭をかばう防戦一方のまま、グラウンドで鈴木の連打を浴びせレフェリーストップ。鈴木はTKO勝ちを収め、王座初防衛に成功した。

解説席の朝倉未来は「タックルの反応もよかったので、金原さんは打撃戦をせざるを得なくなった。鈴木選手は凄い集中力があった」と試合を分析。鈴木については、「こんだけ結果出してるんで、強いチャンピオンなんじゃないですか」とした。一方で対策もイメージできたとし、「今凄い(イメージ)できましたね、やりたいですね」と対戦に意欲を示した。

同大会は「ABEMA PPV」にて全試合生中継されている。