総合格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN.46ライジン46)」は29日、有明アリーナにて開催。第1試合の「高木凌 vs. 西谷大成」は、高木凌が1ラウンドでKO勝ちした。

■パンクラス1位に壮絶KO負け

朝倉未来1年チャレンジの西谷が、師である朝倉未来がリングサイドから見守るなか、再び壮絶なKO負けを喫した。

試合序盤は静かな立ち上がり。サウスポーの西谷は、打撃から組み付こうと果敢に仕掛ける。残り1分のところで高木の右ストレートが西谷の顔面に炸裂。「残り時間1分」のコールに焦ったのか、西谷は高木に攻め込んだところに、再び高木の右カウンターが直撃し、マットに沈んだ。すぐさま高木がパウンドで畳みかけると、レフェリーストップとなり試合終了。

西谷はマットから立ち上がることができず、大の字のまま2月18日のBreakingDownを含めると、3連続となる手痛いKO負けを喫した。師匠の朝倉は、リングサイドから呆然とその姿を見つめた。

実況席は「これがあるから強いんですよ。当たれば倒れる」と、パンクラスのフェザー級1位の実力を大絶賛。7勝6KOとすさまじい打撃を見せた高木は、勝利者マイクで「西谷選手がいたから、こんなに見てもらえたと思う。西谷君にはまたDEEPとかで頑張って……またRIZINにも出れるなら(頑張って)。そうすれば、“ズレ谷”とか言われなくて済むと思う」と助言をし、「千裕勝ったぞー!」とメインで防衛線に臨む鈴木千裕にバトンをつないだ。

ファンからは「ド派手なKO勝利」「さすがパンクラス1位」「これは悲しい……」「また闇谷になっちゃう……」といった声が上がっている。

同大会は「ABEMA PPV」にて全試合生中継されている。