米老舗ボクシング専門誌『ザ・リング』が9日(日本時間10日)、階級を超えた格付けランク『パウンド・フォー・パウンド(PFP)』の最新版を発表。世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥が約1年9か月ぶりに1位へ返り咲いた。

■「今のモンスターは本当に異次元」

井上は6日、東京ドームで元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)を相手に6回TKO勝ちを収め、4団体のベルトの防衛に成功した。

井上は自身のX(旧ツイッター)を更新。「リング誌のPFP1に返り咲きました 皆さんの応援のおかげです!! いつも応援ありがとうございます」とファンへの感謝をコメントした。

この投稿には2時間ほどで2.5万以上のいいねが付くなど話題を集めており、ファンからは「日本の宝です」「今のモンスターは本当に異次元」「同じ時代に生きている悦びを噛み締めています」「井上選手の背中を見て世界に羽ばたく日本人が増えることを期待します」「PFP下がっちゃうかもとか言ってすみませんでした。あなたは神でした」など喜びと祝福の声が溢れている。

また、PFP2位にはテレンス・クロフォード(米国)、10位にはWBO世界スーパーフライ級王者の中谷潤人がランクインしている。