ゲームやスマートフォンなどメディアとの長時間の接触が子どもの発達に与える影響について小児科医が教えるセミナーが7日、仙台市内で開かれました。

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仙台市で開かれたセミナーでは、東北大学病院小児科の植松有里佳医師が講演しました。植松医師は、言語発達の遅れで病院を受診してきた4歳の男の子の例を挙げ、診断の結果「乳児の頃から長時間映像メディアに触れさせたことが発達の遅れの原因」と説明。そのうえで、障害を改善するためには「親子の遊びの楽しさを知ることが大切」と話しました。

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東北大学病院小児科 植松有里佳医師:
「それ(メディア)以外の楽しみの方が楽しいという風に思えるようになることが一番早くメディアから離れられて健康的な生活に向かうのではと思う」
講演を聞いた人:
「私たちの身近な生活の中で出来ることがたくさんあるし、具体的に話が聞けて良かった」

このセミナーは、子どもの健やかな発達を支援しようと仙台市内の団体が主催したもので、今後もこうしたセミナーを開催していきたいとしています。