春の交通安全運動に合わせ宮城県白石市の自動車学校で、高齢者ドライバーを対象にした安全運転の講習会が開かれました。

交通安全の意識を高めてもらおうと白石警察署と南蔵王自動車学校が開いた「シニアドライバー交通安全教室」には、市内に住む高齢ドライバー20人が参加しました。新入学生が多い4月は、登下校の時間帯には特に安全運転に気を配る必要があることなどを学びます。

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高齢ドライバーは、教官を助手席に乗せて教習コースをまわり、一時停止や見えにくい交差点などを走行して、自分の運転を確認していました。

受講した高齢者(75):
「(運転)自信はあります、50何年間無事故だから。(注意されたこと)停止線でうまく止まれない」

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受講した高齢者(79):
「毎日運転しなきゃいけないことがあるので、注意に注意を重ねて運転する」

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県内では今年に入ってからきのうまでに、交通事故で13人が死亡していて、このうちおよそ6割の8人が65歳以上の高齢者だということです。