宮城県石巻市の神社で、子どもの健やかな成長を願う「稚児行列」が行われ、華やかな衣装をまとった地元の女の子たちが境内を練り歩きました。

石巻市前谷地の「龍口神社」には29日午前、「小忌衣(おみごろも)」という華やかな衣装を身につけた4歳から8歳の女の子17人が集まりました。

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そして、300メートルほど離れた本殿を目指し、2列になって境内をゆっくりと歩き始めました。

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「花御膳行」と呼ばれるこの稚児行列。龍口神社の春の例大祭で、正保2年、1645年に始まったとされています。本殿では神事が行われ、子どもたちの健やかな成長を願いました。

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参加した子ども:
「楽しい気持ち。みんなで歩いたところ」
「楽しかった。(歩いている時の)音楽がいいと思った」

秋には、男の子が参加する伝統行事、「流鏑」が行なわれるということです。