本格的な海のレジャーシーズンを前に、宮城県内の海水浴場で水質検査のための海水の採取が、8日から行われています。

9日はこのうち亘理町の荒浜海水浴場で、県から委託を受けた調査員3人が海水を汲んで専用の容器に移していきました。

TBC

採取した海水は、油膜、油の膜の有無や大腸菌の数、放射性物質の濃度に問題がないかなどについて専門の機関で検査をします。

調査員 齊藤愛実さん:
「安全に海水浴を楽しんでいただけるよう、開設する前に、安全に入れるかどうかということで水質検査を実施している」

調査員 齊藤愛実さん

荒浜海水浴場は、東日本大震災の津波で甚大な被害を受け、2022年から、遊泳が可能となっています。県は5月中旬までに、海水浴場で海水を採取し、検査結果は6月以降にホームページで公開する予定です。