5月14日の母の日を前に、カーネーションの産地、宮城県名取市では、摘み取り作業が最盛期を迎えています。

名取市小塚原のカーネーション農家 三浦智和さんのハウスです。三浦さんは、およそ3000平方メートルのハウスで赤やピンク、黄色など12種類、5万5000本を育てています。2日朝は6時ごろからハサミを使って1本ずつ丁寧に摘み取っていきました。そして、70センチほどの長さに切り揃えて、25本の束にします。

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この春は気温が高い日が続いたため、例年より1か月ほど生育が早まったということです。

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カーネーション農家 三浦智和さん:
「いい花は咲かせていると思うので、この花をながめていただいて心を穏やかにしてもらいたい」

カーネーション農家 三浦智和さん

カーネーションの摘み取りは5月11日までで、仙台市中央卸売市場に出荷されます。出荷本数は今週だけでおよそ8000本になるということです。