今日10日は中国、四国〜東北にかけて「非常に多い」花粉が飛散中です。スギに変わってヒノキ花粉の飛散が最盛期となっていますが、花粉の終了時期が迫ってきました。まもなくヒノキ花粉も落ち着く所が多いでしょう。あと1、2週間で「少ない」ランクになる所がほとんどです。

中国、四国〜東北まで「非常に多い」花粉が飛散中

今日10日(水)は晴れて空気が乾燥し、中国、四国〜東北にかけて「非常に多い」花粉が飛散中です。多くの所で、スギに変わってヒノキ花粉の飛散が最盛期となっています。

東京都保険医療局の観測データによりますと、これまでに東京都内で観測のある「千代田」の最新データでは、1平方センチメートルあたり、4月1日(月)にヒノキ花粉が111.7個/㎝³、スギ花粉は25.6個/㎝³となっています。

14日日曜まで広く「非常に多い」

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明日11日(木)以降、週末にかけては広く晴れて気温が上がり、花粉の大量飛散が続くでしょう。
仙台(スギ主体)と名古屋は11日(木)から15日(月)まで、東京と高知では11日(木)から14日(日)まで「非常に多い」花粉が飛散する見込みです。

今週末にかけて、関東北部や北陸、東北など桜が見頃を迎える所が多くなりますが、お花見など屋外のレジャーはしっかりと花粉の対策をしてお出かけください。

広島や大阪は明日11日(木)から13日(土)まで「多い」花粉が飛散するでしょう。ただ、ヒノキ花粉はまもなくピークを過ぎようとしています。

花粉の本格飛散 終わりはいつ?

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上の図は、今年2024年のスギ・ヒノキ花粉の本格飛散の終了時期をまとめたものです。

九州や中国地方では、多くのところで、花粉の本格的な飛散は終了しています。
四国や近畿から東北にかけては、広く4月中旬までとなるでしょう。東海地方の一部は4月下旬まで飛散が続く見込みです。

あと1、2週間で「少ない」ランクになる所がほとんどです。
本格的な飛散が終了しても、5月上旬頃まではわずかな花粉は飛ぶ日もあります。花粉に敏感な方は、油断せずに対策を続けた方が良さそうです。