きょう20日(金)も関東地方は10月とは思えない暑さです。気温は早いペースで上がっており、羽田空港や小田原市など午前8時台に25℃を超えた所も。日中は広い範囲で夏日となるでしょう。ただ、午後はにわか雨があり、雨の後は内陸部から気温が下がってきそうです。

10月なのに上着いらず 早くも25℃超

きょう20日(金)の関東地方は、南部では朝の冷え込みが弱く、最低気温はこの時期としては高めの所が多くなりました。

日差しがたっぷり降り注ぎ、沿岸部を中心に早いペースで気温が上がっています。羽田空港や神奈川県小田原市や海老名市、千葉県の館山市や鴨川市では、午前8時台にはすでに25℃を超えていました。

午前9時現在、東京都心は22.4℃、横浜市は24.1℃、千葉市は24.2℃と、早くも上着いらずの陽気となっています。

きょうも広く夏日 ただ雨の後は北風ヒンヤリ

画像B

最高気温はきのうと同じくらいかやや高い所もあり、広い範囲で25℃以上の夏日となるでしょう。

都心がきょう25℃以上になると、今年140回目の夏日となり、昨年観測された、年間夏日過去最多記録に並びます。また、横浜市ではきょうで今年133回目の夏日となる可能性があり、2018年と昨年観測された、年間夏日過去最多記録134日に迫るでしょう。

ただ、雨の後は気温が急激に変化します。昼過ぎから夜にかけては寒冷前線の通過に伴ってにわか雨の所があるでしょう。雨の後は内陸部から気温がグングン下がりそうです。冷たい北西の風が強まり、内陸部では夜は急に寒くなるでしょう。沿岸部では南風の強い状態が続き、日付が替わる頃から北風に変化しそうです。