日本海側は次第に天気が崩れて、北陸などの平地では雨が降る予想です。初冬の大雪となったエリアでは、雪解けが急速に進むため注意が必要です。

不安定な天気に

画像A

日本海にある低気圧や気圧の谷の影響で、日本海側は再び天気が下り坂となっています。九州北部から東北の日本海側にかけて、広い範囲で天気が崩れる見込みです。

山陰や北陸、東北南部の平地では、雪ではなく雨として降る所が多くなりそうです。大気の状態が不安定となる所があるため、雷を伴った急な雨の強まりや、竜巻などの突風に注意が必要です。

一方、東北北部は平地でも雪として降る予想です。

急に融雪が進む

画像B

これまでの大雪で、いまも市街地を含め雪の積もっている所があります。今日24日正午現在、新潟市で27センチ、富山市で25センチ、金沢市で15センチ、福井市で22センチの雪が積もっています。

除雪作業を行う際は周囲の安全を確かめるほか、屋根の雪下ろしなどは2人以上で作業行うなど、安全対策を十分にとってください。

雨が降り出すと急に雪解けが進みます。路面がぬかるんだり、冷えて凍結するなどして状況が悪化するため、移動の際には注意が必要です。

また、屋根に積もった雪が落ちてきたり、積雪の多い山沿いでは、なだれの発生リスクが高まります。落雪やなだれにも注意してください。