西日本を中心に、19日(火)の夜から20日(水)の午前中にかけて、大陸から黄砂が飛来する可能性があります。花粉症の症状がある方は、症状が強く出る恐れがありますので、体調管理に十分ご注意ください。

19日(火)は複数の低気圧が通過 夜は西日本に黄砂飛来か

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17日(日)と18日(月)、朝鮮半島では黄砂が観測されています。

19日(火)は、2つの低気圧が日本海と黄海を進むでしょう。これからの低気圧が通過したあと、19日(火)の夜から20日(水)の午前中にかけて、大陸からは黄砂が飛来する可能性があります。今回の黄砂は西日本が中心で、それほど濃密な黄砂がかかることはない見込みです。

ただ、スギ花粉の最盛期といった所が多くなっており、花粉症の方は黄砂によって症状が強く出る恐れがあります。花粉症の方、呼吸器系に疾患がある方は、対策を万全になさってください。

黄砂や花粉を防いで快適な生活を

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黄砂の健康への影響を予防するには以下の3つのポイントがあります。

① 日頃から最新の情報をチェックし、黄砂の飛来予測を把握しましょう。
② 黄砂が飛来している時は、不要不急の外出を控えることで黄砂を吸い込んでしまう量を減らすことが期待できます。特に、高濃度の黄砂が飛来しているときには、屋外での長時間の激しい運動は避けるとよいでしょう。 呼吸器や循環器に疾患のある方、小児、高齢者の方などは、体調に応じて、より慎重に行動することが大切です。洗濯物や布団は、できるだけ室内に干しましょう。
③ 黄砂が飛来している時は、マスク(不織布マスク等)を着用することで、ある程度の予防効果が期待できます。マスクを着用する場合には顔の大きさに合ったものを選び、空気が漏れないようにしましょう。