勝利したアザレンカ
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は11日にシングルス2回戦が行われ、第14シードのV・アザレンカが世界ランク36位のS・スティーブンス(アメリカ)を6-4, 6-3のストレートで破り3回戦進出を果たすとともに、S・ハレプ(ルーマニア)に並び2009年にWTA1000というグレードが開始されてからWTA1000で最多となる186勝を挙げた。

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33歳のアザレンカはこれまでのキャリアで全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)2勝を含む21個のタイトルを獲得し、2012年には世界ランク1位を記録している。今季も得意としている全豪オープンでベスト4に進出した。

この試合の第1セット、第6ゲームまでに両者ブレークを2度ずつ奪い合う展開となるも、第10ゲームでこのセット3度目のブレークに成功したアザレンカが先行する。

続く第2セットも両者ともにサービスキープに苦しみ、アザレンカは6度、スティーブンスは5度相手にブレークポイントを握られる。その中で3度のブレークに成功したアザレンカがスティーブンスを振り切り1時間42分で勝利した。

この勝利によりアザレンカはWTA1000で186勝目を挙げ、2009年に開始されたWTA1000での勝利数で1位タイとなった。

勝利したアザレンカは3回戦で第19シードのM・キーズ(アメリカ)と世界ランク94位のM・フレッチ(ポーランド)の勝者と対戦する。

【WTA1000勝利数ランキング】
1位 V・アザレンカ 186勝
1位 S・ハレプ 186勝
3位 P・クヴィトバ(チェコ) 177勝
4位 C・ウォズニアッキ(デンマーク) 176勝
5位 A・ラドワンスカ(ポーランド) 175勝



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